STPコートとはアルミ合金の摺動部品の耐摩耗性、潤滑性、アルミ合金の樹脂金型の耐摩耗性、離型性に対し画期的な性能を付与する特殊アルマイト被膜です。産業界では省エネルギー、軽量化、低コスト化の波に乗って摺動部品、樹脂金型のアルミ化は多くの分野で始められました。しかし、それ自体の軟らかさのため、用途は限られていました。STPコートはこの問題を解決するために開発されたもので、良好な面粗度、高硬度で、摩擦係数が小さく、揆水性の優れた特殊アルマイト被膜です。これによって、機械部品、自動車部品、光学機器部品などの多くの分野の摺動部品、あらゆる樹脂金型に使用することができるようになりました。
●高潤滑性能が得られます。
PTFE微粉末が電気化学的吸着しているので、PTFEの低摩擦係数によって高潤滑性が得られます。特にPTFEは静摩擦係数が小さいので、初期摺動時の潤滑性が大幅に向上します。

●耐摩耗性が向上します。
アルミ合金に合った適正な硬質アルマイ卜処理により高硬度の硬質被膜が作られます。その硬質被膜と潤滑被膜との相乗効果によって、優れた耐磨耗性が得られます。
●面粗度が優れています。
気密性を必要とする摺動部品の表面粗度は、特に精のものが必要です。しかし、アルマイト処理は本質的に表面は粗で、これを解決するために、特殊な処理(PAT,pd)によって表面粗度を精に致しました。これによって、従来アルマイト処理被膜を切削加工によって、表面粗度を精にしていた作業が省略できます。
●アルマイト着色ができます。
潤滑被膜に特殊処理(PAT,Pd)をすることによって、アルマイト着色も可能となり装飾部品にも適用することができます。
●耐焼付き性が向上します。
摺動部品の相手材と接触摺動することによって、吸着されたPTFE微粉末は変形し板状の被膜となり、この被膜が焼付き摩耗を防ぎ耐焼付き性を向上させます。
●離型性が優れています。
PTFE微粉末が電気化学的に吸着していますから、PTFEの優れた揆水性によって表面が非接着性になります。この非接着性によって樹脂成形品と金型との付着を防ぎ、金型の離型性を向上させます。(PAT,Pd)

Copyrights 2005 SAKURA LIGHT METAL. Co.,Ltd. All rights reserved.